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zoom RSS 房総各線で第二の人生へ発進! (209系2100番台幕張 最終回)

<<   作成日時 : 2013/08/25 16:46   >>

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当工場では、房総各線への運用拡大を図るため、幕張の209系2100番台の製造を行ってきました。



前回の報告で全ての作業が完了しました。
(前回の作業報告記事はこちら)


今回は完成報告となります




■完成
 幕張車両センター (千マリ) C編成 (600番台)
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●クハ208形2100番台
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千葉方の制御車です。
改造による大きな変更は無く、車体の帯が変更されたくらいでしょうか?


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(単色から2色へ)

帯は京浜東北の青22号の単色から211系と同じ青と黄色のツートンになりました。
元々113系はスカ色だったのだから、帯はスカ色にすればいいのでは?と思いますが、E217系がスカ色の帯ですので見分けの意味もあるのでしょう。


画像

(行き先はそのまま)

行き先表示はステッカーが当工場にないので、そのままにしてあります。
なので、快速大船になっていますね(^^ゞ


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(スカートは強化型に…)

改造に伴い、スカートは強化型に変更されています。
(まぁ踏切が多いですからね…)

カプラーは現在種車のダミーのままですが、今後は交換を検討してもいいですね。


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(後天改造のためです)

209系0番台は車端のドアが開閉出来るようになっており、ドア間の大型ドアは固定式なっていました。
しかし、車両トラブルで冷房が停止した場合のことを考慮して、後に窓を開閉出来るように改造を行っています。
(E217系やE501系でも行っています)

当工場では、209系500番台などパーツを購入して開閉工事を行ったことがありますが、今回は工期短縮のためガラスを交換することで対応しました。
(ただの手抜きです)


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(位置が異なります)

クハ208形とクハ209形では開閉工事箇所が異なります。
(すっかり忘れていましたね)
改造の際には注意ですね。


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(取り付け見送りです)

先頭車の貫通路は元々扉がなかったのですが、2100番台への改造の際に取り付けられたようです。
(逆に中間車も位置が変わっているようです)

また、種車が川崎重工製の車体をプロトタイプとしています。
そのため、車番については調査をしてから貼り付けたいと思います。
(車番インレタをどう調達しようか…)

どちらにしても調査不足なので加工を見送っています。


●モハ208形2100番台 (トイレあり)
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モハ209形とユニットを組む電動車です。
コンプレッサーやSIVを搭載しています。

そして、この車両は長距離運転をするために……


画像

(これが無いと…)

トイレが設置されました。
いままでは先頭車に設置されることが多いのですが、先頭車はクロスシート化工事など改造箇所が多いため、改造を分散化したのでしょう。
外観から見るとただ窓が塞がれただけですが、室内には身障者対応のトイレが設置されています。


●モハ209形2100番台 (動力車)
画像


3号車のモハ209形に動力ユニットを装備させました。
特に大きな改造箇所はありません。


画像

(交換されませんでした)

パンタグラフは登場時のPS28です。
南武線の2200番台ではPS33Fに交換されたようですが、幕張の2100番台はそのままですね。
交換が面倒くさいのか、降雪の少ない房総地区ですので無理にシングルアームパンタグラフに交換しなかったのか…
(そういえば、幕張の211系も霜取り用に追加された201系中古のPS35C以外はそのままでしたね。)


●モハ208形2100番台 (トイレなし)
画像


こちらはトイレ装備のないモハ208形です。
外観は特に変化はありません。


●モハ209形2100番台 (トレーラー)
画像


こちらも同じですね。


●クハ209形2100番台
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安房鴨川・銚子方の制御車です。
外観でクハ208形との違いは窓の開閉位置でしょうか?




以上が今回完成した幕張の209系2100番台です



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(第二の人生です)

209系は、JR東日本が205系の後継として製造した形式です。
元々、JR東日本は分割民営化後も205系を継続製造して103系などの老朽化した車両を代替していました。
しかし、設計が陳腐化した205系に代わる次世代車両の開発を行います。

「重量半分・コスト半分・寿命半分」をコンセプトとして車両の開発が行われました。
重量を軽くすることは動力車を減らすことにつながり、消費電力の低減と動力車を減らすことで製造コストを下げることが出来ます。
軽量化は線路への負担を軽減する効果もあり、総合的に運用コストを減らす効果も期待出来ます。
また、いままで認めていなかった製造メーカーでの設計変更を一部認めたり、大量発注をかけることでコストダウンを行っています。
(一部海外製品を使うことで、当時円高でしたのでコストダウンを図っています。)

一番問題の「寿命半分」ですが、コストダウンを行ったことで鉄道車両の税制上の減価償却期間の13年で廃車して新型車両へ更新したとしても、経営上の問題にならないような車両コストとしているという意味です。
車両そのものは13年で寿命が来るという設計思想ではないのですが、「寿命半分」だけが先行して広まったため「走るんです」の名前が付いてしまいました。
まぁ、実際には13年程度でVVVF制御器などの電気機器の老朽化が目立つようになり、E233系の代替が京浜東北線で始まるのですが、E217系でも同様の老朽化により車両更新が行われたことから、E231系やE233系でも同じ時期に更新工事が必要になるのかもしれません。
(E231系ではもう目の前ですけど…)

以上のようなコンセプトで車両開発が進み、先行試作車を製造して評価することになりました。
それが901系(後の209系900〜920番台)で、1992年に10輌編成3本が浦和に配属され京浜東北線で試験されました。
その結果を基に製造されたのが今回の209系0番台です。
1993年から京浜東北線と南武線に792両投入され、103系を置き換えていきました。

その後、TIMSの試験を行いE231系のベースとなった950番台(E231系900番台)や、車体拡幅形の500番台、千代田線乗り入れ対応型の1000番台が登場します。

しかし、登場から10年経過した頃からVVVF装置などの故障が発生するようになり、冷房停止などによる問題からドアの開閉改造工事を進める一方、故障トラブルを減らす対策として機器の二重化を行ったE233系に置き換えることとなり、2007年から京浜東北線から順次撤退していきます。



画像

(そして千葉へ…)

京浜東北線から撤退した209系0番台ですが、試験的に車両を解体し調査したところ、車体には継続して使用しても問題ないことが判り、VVVF装置などの機器更新とトイレ設置などを行った上で幕張に投入されます。
ちなみに、2000番台と2100番台があり、2000番台はドアが従来の空気式で2100番台が電動式になっています。
幕張には6輌編成26編成と4輌編成42編成の324輌が配備されています。
この改造により余剰となったサハは廃車・解体されています。

そして、幕張で活躍していた113系は209系にあとを譲り廃車。211系は長野に新天地を求めていきました。

今回当工場でもこの209系を投入したことで房総各線での運用を拡大することが出来ました。
実のところ、113系も1500番台が6輌在籍しているのですが、1000番台の製造がまだ行われていないと言うこともあり、当面は209系が房総地区の主力となりそうです。

ただ、房総各線はE217系のように横須賀線乗り入れ車の運用や、京葉線の運用と被る部分が多く、かなりの競争率となりそうです(^^ゞ


さて、これで房総の209系の製造が終わったのですから次の車両製造に入るのですが、流れで行けばもちろん幕張の113系となりますが現在未定です(笑)
次は何を作ろうか……




●おまけ

今回の製造で209系2100番台6輌が出場したのですが、実車同様に……


画像

(さて、どうしたものか…)

サハ209形3輌とサハ208形1輌が余剰となりました。
過去にサハ208形を東急5000系6扉車に改造したことがありますが、既にあちら4輌体制で余剰状態ですので改造するあてもありません。
当面はこのまま予備車として眠るしかなさそうです……

(実はサハ209形500番台も余っているのですよね…)






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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
あまり調査していないと工事長はおっしゃっていますが、素晴らしい出来映えですね〜。トイレの為の窓埋め部分が特に実車の特長を表現していると思います。

工事長のブログに刺激されて、中学生以来のGMの板キットを予約してしまいました。ただ集合住宅住みなのでスプレーでの塗装作業が出来ないので塗装済キットですがね。工事長のブログを参考にして頑張ってみます。
ひろ
2013/08/25 18:29
to ひろさん
コメントありがとうございます。

本来であれば自分の目で実物を見て車両を製造するのが一番なんですけど、今回はネットなどを参考に作製しました。

塗装に関しては確かに制限はありますね。
集合住宅の場合、塗装ブースを購入して外に排気するようにしても、近隣の方に迷惑になる可能性がありますからね。
ちなみにGMの塗装済みキットは、「塗装済み」と書いてありますけど、床下や屋根上機器は厳密には塗装が必要なんですよね(^^ゞ
知佳@工場長
2013/08/28 00:14

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