当工場では、分割民営化後の九州管内の急行運用のためにキハ58系列九州旧急行色の製造を行っています。 前回の作業で車体が完成。 (前回の作業報告記事はこちら) 今回は完成報告となります ■完成 ■熊本鉄道事業部 熊本運輸センター (熊クマ) ●キハ58形400番台 (動力車) こちらはDMH17Hを2基搭載するキハ58形です。 もちろん動力付きとしました。 (平窓車です) キハ58形の初期の車両で、正面の窓が平窓となっています。 キハ58系列で最大勢力の車両なんですが、今回製造した4輌では唯一の平窓車になっていますね。 やはり、種別表示が急行となっているのがキハ58系列ぽく感じますね♪ なお、今回はスカートの装備は行っていません。 (直線は大変!) 車体は上半分がアイボリー、下半分がベージュ、そしてその境にオレンジと青?の細い帯が入ります。 この部分の塗装は非常に大変と想定されるのですが、デカールが発売されていましたので容易に作業が進められました。 とは言え、直線に細い帯のデカールを貼るのは大変なんです。 (屋根はそのまま) 屋根は特に手を入れませんでした。 ベンチレーターも撤去せず、そのままです。 ●キハ58形1100番台 (動力車) こちらはキハ58形の後期車です。 正面運転台の窓ガラスがパノラミックになったことと、屋根のベンチレーター配置が変わった程度で他に変更はありません。 なお、当工場ではこちらのキハ58形も動力車としました。 最終的に8輌の大世帯となるため、動力車の不足を補うためです。 ●キハ65形 (2輌) DML30HSエンジンを搭載するキハ65形は2輌製造しました。 これは、九州管内の急行運用を考慮した結果です。 基本的にはキハ58形と同じなんですが…… (凹凸が大きい!) キハ65形は折り戸を採用しているため、この部分のデカール貼りに注意が必要です。 当工場では、この部分だけ増し貼りを行っています。 以上が完成した九州旧急行色先行の4輌です (最低限の運用は可能) 九州旧急行色は分割民営化直後、サービス向上を目的に車体の座席をリクライニングシートに交換した車両に対して行われた塗装です。 当時、急行「由布」「火の山」「くまがわ」「えびの」などが運転されていました。 これらの列車は2〜4輌編成で末期は運転されていたため、ちょうど必要最低限の運用が出来る車両を先行に製造したわけです。 (こんな混成も…) ちょうどこの九州旧急行色が登場した頃は、九州色や国鉄急行色がいた時代です。 おそらくこのような混成も見られたでしょう。 逆に急行「くまがわ」「えびの」では新急行色との混色もありました。 ただ、当工場の新急行色は急行「えびの」廃止後の姿ですのでちょっと合わないかもしれませんが…… 以上で、先行の4輌が完成しました。 次回からは残りの4輌の製造を行いたいと思います ![]() 当工場ではブログランキングに参加しています。 もし、この記事が気に入りましたら下のボタンを1クリックして頂ければと思います。 ○にほんブログ村 ![]() ![]() ○Blog Rnking @With ![]() |
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後半の4輌製造開始! (キハ58系列 九州旧急行色 その7)
当工場では、九州の運用拡大のためキハ58系列の塗装変更を中心とした車輌製造を行っています。 すでに、計画最後の九州旧急行色の製造を進めており、先行の4輌が完成しています。 (先行完成した九州旧急行色の完成報告記事はこちら) ...続きを見る |
T.O. 重工の鉄道模型作製日誌 2014/10/25 17:06 |
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