T.O. 重工の鉄道模型作製日誌

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zoom RSS いよいよ広島にも… (tomix 227系入線)

<<   作成日時 : 2016/05/04 17:00   >>

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当工場では、東京を起点に長らくの間、東海道本線〜山陽本線を中心とした車両増備を続けてきました。
そうなると、その一番西端は広島・下関となり、当工場でもこれまでの間に多くの車両を製造してきました。


以前にも書いたことがあるのですが、当工場の車輌製造のきっかけのひとつに、広島(岡山)地区の115系先頭車改造車があります。
当時の鉄道雑誌に掲載された、AU13を4基搭載した簡易冷房車のクハ115−607を見たのをきっかけに、車両の製造を決断!
現在の当工場があります。
(実際には、コスト低減の為もあったのですけどね…)


国鉄末期の広島地区は、80系や153系などの置き換えのため、115系2000番台や115系3000番台、105系などを新造する一方で、115系の先頭車改造などで補われてきました。
分割民営化後も、アーバンネットワークに221系や207系が増備される中、その余剰となった113系や103系で老朽化した車両を置き換えが続けられ、広島には新製の近郊形電車が投入されることはこれまでありませんでした。
(某動画サイトなどでは、酷鉄廣島とか言われ、広島カープの応援歌の替え歌では“新車は二度と来ない〜♪”とか言われる始末…)

そんな中、2013年にJR西日本が発表した「中期経営計画2013」広島都市圏における車両更新が記載されており、広島地区への新型車両投入の期待が高まりました。

そして、2014年から広島地区へ新形式の増備が行われ、2015年3月のダイヤ改正から運用に入るようになります。
この新型車両が模型化されることになり、当工場でも待ちに待った入線を果たすことになりました!!



画像


tomix
98201 JR 227系近郊電車 基本セット 2セット
98203 JR 227系近郊電車 増結セットB 2セット




■購入店情報
今回の製品はこちらのお店で購入しました♪

(モデル トラン・ブルー)



JR西日本の227系です。
上にも書いていますが、2014年から増備が開始され、2015年3月のダイヤ改正から運用に入っています。
基本的なシステムは225系と一緒ですが、ワンマン運転が考慮されている事や、瀬野八と呼ばれる勾配区間にも対応しています。

当工場では、車両入線に際して基本セットを2セットと増結セットBを2セットの合計10両を入線させています。
基本セットを2セットにしたのは、動力ユニットを複数化して予備を確保するためです。
(増結セットも予備のため2セットにしています。)

出来れば、2輌編成に動力ユニットがあれば理想的なのですが、tomixではモハ226形に動力ユニットが装備されているため、2輌編成に動力ユニットはありません。
ライバル会社(KAT●)なら、2輌編成の先頭車に動力ユニットが付くのでしょうけどね(笑)
そうであれば、2輌編成を更に追加したのでしょうけど…


それでは、車両を見ていきましょう。



■パッケージ

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(いつも通りです)

基本セットは通常のブックケース。
増結セットは簡易の紙ケースです。


画像

画像

(余裕があります)

基本セットはブックケースですので、3輌編成には余裕がありすぎます。


画像

(格好良すぎます!)

余裕のあるスペースに、いつも車両に関する写真やイラストが入りますが、227系のイメージカラーの赤をベースに写真が入っています。
RedWingのロゴも入っていますね。

このスペースを使って、増結セットを入れることが出来ます。


画像

(片側に寄せました)

基本セットに増結セットBを2セット入れてみました。
この基本セットの想定は3+3+2なのでしょうね。
もう1輌分空いています。

ただ、説明書にも書いていますが、右側の縦型の空きの部分にはサイズの関係でクモハを入れることが出来ません。
注意しましょう。


■付属品

付属品が数点ありますが、一番注目なのはこれでしょう!


画像

(他にも取り付けたい!!)

運転台に取り付ける、転落防止幌です。
もちろん、RedWingのロゴも綺麗に印刷されています。

ちなみに、左2個と右2個で大きさが違います。
(黒い部分の有無ですね)

実際の転落防止幌は左の2個の大きい方なんですが、このままの大きさでは中間に先頭車同士で連結した際に、曲線通過時に接触してしまいます。
そこで、中間に先頭車同士で連結する場合には右の小さな幌を使います。
なお、取扱説明書では条件によっても半径243mmでも、転落防止幌が接触する可能性があるそうです。

あと、注意ですがLとRがありますので取り付けの際には注意です。


画像

(BとRがありません)

行き先表示のパーツです。
基本と増結セット共通のようです。
見ての通り、YとGが見えると思います。

路線のナンバーリングがされており、Yは呉線、Gは山陽本線(広島以東)を表します。
車両にセットされているのはR普通 岩国です。
ちなみに、Rは山陽本線(広島以西)です。

他にBで可部線があるのですが、可部線での227系の運用は2輌編成のS編成で行われているため、模型では収録されていません。
(収録したら、いろいろ苦情が来るかもしれませんしね。)


画像

(今後のフラグ?)

先頭車の貫通幌です。
アーバンネットワークと異なり、ワンマン運転もありますので貫通幌が必要です。
115系では付けていなかったのに…


画像

(選択できます)

tomixの場合、大抵は車番が選択できますのでインレタが付属します。
車番の他、ATS標記と車いす対応マークも収録しています。



■車両

3輌編成と2輌編成がありますが、先頭車は同じ仕様ですので3輌編成で見ていきます。


●クモハ227形
画像


糸崎・岡山方の制御電動車です。
225系と同じで、0.5M方式ですので全車が電動車です。
ちなみに、227形がパンタグラフCP付きで、226形がパンタグラフCP無しです。

さて、一番注目なのが……


画像

(かなり目立ちます)

転落防止幌です。
このパーツはユーザー取り付けです。


画像

(ポッカリ穴が…)

入線時の運転台部分です。
ポッカリ穴が空いています。
この穴に、転落防止幌のパーツを差し込みます。

当工場では、紛失防止のためにゴム系接着剤を用いて固定しています。

ちなみに、先頭用と中間連結用ではサイズが違います。
その差も見てみましょう。


画像

画像

(これだけ差があります)

手前が先頭用で奥が中間連結用です。
黒い部分がないのでかなり外見に差があります。
中間用だと車両よりも幌が出ないようになっていますね。

実際に連結して確認してみましょう。


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(これなら当たらない?)

中間用で連結してみました。
まぁ、これなら通常の運転では当たらないでしょう。

さてこっちは……


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(余裕ありません)

先頭車用は確かにギリギリですね。
取り付けの際には、十分検討した方が良いようですね。

本当であれば、レンタルレイアウトなどで確認のための試運転を行うのが確実です。
ちょうど先日、MODEL Train Bleuさんで試運転を行ったのですが、入線整備前で転落防止幌取り付け前でしたから、確認できませんでした。
(先日の運転会報告記事はこちら)


当工場では、8両の先頭車のうち2輌だけが先頭用で、残り6輌が中間用になっています。


さて、見ての通り車両は赤を基調としたアクセントがあります。
これは広島の紅葉をイメージしたものです。

なぜ、瀬戸内海の黄色をカラーにしなかったのでしょう?(爆)

地域色でそう決めたのに、もう既にルールが崩れています。
そして、JRや“JRシティネットワーク広島”のロゴもあります。

こういった印刷がちょっと苦手なtomixさんですが、今回は綺麗ですね。


画像

画像

(車端にも…)

車端部にはRedWingのロゴもあります。
さすがに下の文字は潰れていますけど。綺麗ですね。


画像

(全く同じです)

車体側面の窓とドアの配置は225系と同じです。
内装も基本は225系と同じ。
窓廻りのグレーも225系と統一感を持たせていますね。
そして、窓下の細い赤の4本の帯が走っています。
こちらも綺麗に印刷されています。

そして、靴ズリの注意喚起の黄色もしっかり印刷されています。


画像

(窓があります)

227系には妻面にも窓があります。
ワンマン運転を想定してのことでしょうか?


画像

(こちらも同じ)

屋根も225系と同じですね。
クーラーもパンタグラフも……
出来れば、JR防護無線アンテナも別パーツ化して欲しかったですね。

そして、ちょっと気になるのがクーラー間にあるJR防護無線アンテナの横にある台座です。
何を載せることを想定しているのでしょうね?


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(WDT63B)

台車はWDT63BとWTR246です。
模型では共通っぽいです。



●モハ226形 (動力車)
画像


3輌編成の中間車です。
モハ224形にそっくりです。
そして、模型にはこの中間車に動力ユニットが装備されています。
何度も言いますが、先頭車に動力があれば良かったのに…(^^ゞ



●クモハ226形
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岩国・新山口・下関方の制御電動車です。
こちらにはパンタグラフやCPは装備されていません。


画像

(貫通幌があります)

こちらには貫通幌がありますね。
有り無しでだいぶイメージが変わりますね。


画像

(トイレありです)

そして、クモハ226形にはトイレが設置されています。




以上が今回入線したJR西日本227系です!



2015年3月のダイヤ改正で、呉線の快速「安芸路ライナー」と山陽本線の糸崎〜岩国での運用が始まります。
その後、車両増備に伴って運用も拡大。
2016年3月のダイヤ改正時点では、山陽本線の運用も岡山地区の福山から山口県の徳山まで拡大。
更に可部線にも2輌編成が入線するようになります。
これを考えると、2輌編成で動けないのが非常に残念ですね。
そして、多くの列車が227系に置き換えられていきます。


画像

(特徴的な車両が…)

元々、広島地区は勾配区間(瀬野〜八本松)に対応するため、抑速ブレーキ付きの115系の天国でした。
更に国鉄末期の短編成化高頻度運転のために、多くの中間車が先頭車化されたり、さまざまな冷房改造が行われます。
そのまま分割民営化後も引き継がれ、特徴的なシールドビーム化改造などが誕生します。

そのような実車でも模型でも、見てて飽きない車両たちがいたのですが、数を急速に減らしています。
227系の増備前から、223系や225系の増備でアーバンネットワークから転属した113系に置き換えが進んでいたのですが、227系の増備で更に加速しています。

写真にある、更新車のクハ115-654も、チクビームのクハ111-91も、瀬戸内色の製造するきっかけとなったクハ115-607も……
既に、姿は広島にありません。
今後の増備が続けば、新製車の105系も姿を消していくかもしれません。

車両の老朽化が進んでいるのですから、代替されるのは当たり前なんですけど、ちょっと寂しい感じもしますね。


ただ、模型ではこの先もずっと一緒です。
そこが、模型の楽しみ方でもあるような気がします。


そんなことを考えながら、今後も共に運用を行っていきたいと思います。







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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは♪
待望の227系入線ですね!

今後の225系100番台や323系などの製品化も期待できそうですね!
パンタ付が空いてるスペースに入れれないのはまぁ仕方ないっちゃ仕方ないかな

とりあえず2両の方に動力欲しいですね

屋根の台座は広島で導入予定のATS-Dのためなんですかね?
弟くん
2016/05/05 01:46
to 弟くんさん
コメントありがとうございます。

模型で、先頭車の転落防水幌をどう再現するか興味がありましたが、ようやく再現されましたね。
今後、他の形式に波及するのか、見物です。

おそらくATS−DWの無線タイプが採用された場合の台座だと思うのですが、どうなのか不明ですね。
知佳@工場長
2016/05/07 17:44
こんにちは。
実を言うと広島支社の異端車って実はすべて山口県の電車なんです。
広島県にいた115系はすべてリニューアル車で至ってましでした。
それはさておき私も5両だけ買いました。
行き先表示をニッパーで切断して組み合わせて
R快速岩国
R快速広島
G快速糸崎
みたいなシティライナーの幕も作ってみました。
謎の台座については、ダブルパンタ用の台座です。
実車は、ダブルパンタ化の準備工事をしているので、模型でも再現したんでしょう。
千さんのおにぎり
2016/05/08 17:43
to 千さんのおにぎりさん
コメントありがとうございます。

確かに、広ヒロは2000番台と3000番台中心の更新車ばかりで、面白い車両は広セキでしたからね。
ただ、227系の登場で3000番台や2000番台も広セキにやってきているので、300番台も見納めなのかもしれませんね。

さて、問題の屋根のことなんですが、225系や223系も考えると、将来的にパンタグラフを2基搭載できるようになっているのは判るのですが、問題は2台のクーラーの間にある台座です。
2基のパンタグラフを搭載したときの配線用台座は判るのですが、明らかに何らかの装置を乗せるためと思われる台座があります。
225系もパンタグラフを2基搭載するための台座が用意されていますが、このようにはなっていません。
そう考えると、弟くんさんが書いているように次世代の無線形ATSを搭載することを考慮しているのかもしれませんね。
知佳@工場長
2016/05/09 21:47

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