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zoom RSS もちろんパンタグラフなんてありません! (KATO キハ25形 高山本線・太多線 入線)

<<   作成日時 : 2016/10/29 17:00   >>

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当工場では、東京から東海道本線を西に進むように車両増備を行っています。
従って、JR東海のエリア全てが、当工場の運用範囲に入ります。


そのうち、岐阜から高山、猪谷を経て富山に通じる高山本線については、1990年代に特急「ひだ」の運用のためJR東海のキハ85形、2012年に過去に高山本線に乗り入れていた名鉄キハ8500系、2015年にJR西日本エリアになる猪谷〜富山の運用のためキハ120形が入線しています。
(名鉄 キハ8500系の入線報告記事はこちら)
(JR西日本 キハ120形 高山本線の入線報告記事はこちら)

ところが、通常の当工場では特急よりも先に一般車両の入線が先なのですが、岐阜〜猪谷のJR東海エリアでは、これまで一般車両の入線がありませんでした。
と言うのも、当工場では電化区間の入線が最優先で、非電化区間の車両の入線は先延ばしにしていました。
(1990年代に入線したキハ85形も、実は名古屋〜大阪の東海道本線を走行する特急車両として入線させています。)

2008年の調査旅行をきっかけに、ようやく非電化区間の山陰方面へ進出することが決定し、キハ40系列の製造が始まりますが、JR東海エリアまで手が回ることはありませんでした。
(予想以上に西日本エリアでの車輌製造が増えてしまったことと、東海エリアではキハ75形やキハ11が在籍していたので、高山本線以外の運用が出来ていたこともあります。)

このような当工場の動きをよそに、JR東海では着々と車両の入れ替わりが続き、2016年には国鉄形気動車が姿を消してしまいます。


そんな2016年、KATOがそのJR東海の新型一般気動車を製品化することになり、当工場にも入線することになりました!



画像


KATO
10−1371 キハ25形1000番代 (高山本線・太多線)2輌セット



■購入店情報
今回の製品はこちらのお店で購入しました♪

(モデル トラン・ブルー)




JR東海のキハ25形です。
キハ25形は当初、2010年に快速「みえ」の運用増強のため、当時非電化の武豊線に投入された形式です。
それ以前に武豊線で運用に入っていたキハ75形の一部は名古屋に移り、快速「みえ」の増強に回ります。
実は、この時点で武豊線の電化が決まっており、電化後は他路線に移り国鉄形式の置き換えをすることが決まっていたのです。

実際、2015年に武豊線が電化。
武豊線で活躍していたキハ75形とキハ25形は美濃太田へ転属。
高山本線や太多線のキハ40系列やキハ11形が代替されます。
更に、キハ25形の増備は続き、2016年にはキハ40系列と300番代を除くキハ11形が運用を離脱します。

当工場ではとりあえず、既に在籍しているキハ75形を高山本線や太多線の運用にも回すことにしたのですが、キハ75形はステップがないため、高山本線の下呂以南の運用の限定されます。
そのため、キハ75形を転用しても、依然として下呂〜高山〜猪谷の普通運用が出来ませんでした。
(キハ120形が、以前は猪谷から高山まで乗り入れていたようですが。)

そんな中、2016年にKATOからキハ25形の製品化が発表。
当工場でもさっそく入線させることになりました。

今回、KATOで製品化されたキハ25形は、2015年から高山本線や太多線向けに製造された1000番代(1100番代)です。
当工場としては、ちょうど欲しかった車両だったんですね。
今回は、朝夕の通勤・通学ラッシュの運用も想定して、2編成4輌の入線となっています。

ちなみに、キハ25形は国鉄時代を含めると二代目にあたります。
初代キハ25形は、1950年代後半に製造されたキハ20系列の一形式です。



それでは、車両を見ていきましょう。



■パッケージ
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(いつも通りです)

2輌編成のセットですので、紙ケースです。
いつもの通りですね。


■付属品
車番と行き先表示印刷済みの製品ですので、付属品は非常に少ないです。

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(正面は選べます)

運転台上の行先表示器です。
車両には「ワンマン 普通 岐阜」がセットされており、この「ワンマン 普通 高山」「普通 多治見」が選択できます。
ただ、既に車体側面の行先表示器に印刷されていますので、入れ換えるのもねぇ……

ほか、ライト消灯スイッチの動かすための治具が付いています。


■車両

●キハ25−1105
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高山本線で岐阜方の車両になります。
キハ25形の場合、2輌一組で運用されます。

しかし、どう見ても313系にそっくりですね。
詳しくない人に、「クハ312形だよ」と言ってもそのままになると思います(笑)

しかし、いろいろ細かいところで違いはあるものです。


画像

(何が違うの?)

キハ25形運転台の部分です。
313系と何が違うのでしょうか?

ちなみに、保安装置はATS−STとATS−PTが装備されています。


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(これでも判らない?)

313系5000番代と並べてみました。
そっくりですね。

違いとして目立つのが、貫通扉上の前照灯がないことと、種別表示が省略されているところでしょうか?

また、下の方を見るとスカートの形状も異なります。
鹿などの動物との衝突対策として、緩衝材付きのスカートになっています。
模型もしっかりと表現されていますが、もちろん緩衝材ではありません。


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(印刷済みです)

車体側面には、車番と行先表示が既に印刷済みになっています。
ワンマン対応のドア横のスイッチや表示器は、ちゃんと成形表現になっています。

そして、よく見るとドアにはステップがありますね。
こう見るとやっぱり気動車なんですね。


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(ここでも主張)

足回りも電車と異なります。
台車ブレーキも両抱き式ですし、当たり前ですけどエンジンもあります。


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(一番の違い)

車体側面を見ると、パッと見るだけでは313系とあまり変わりがないように見えますが、実は大きな違いがあります。
(ドアステップではありません。)


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(ちゃんと進化しています)

再び313系5000番代と並べてみました。
並べてみると一目瞭然ですね。

車体側面のビードがありません。
技術の進化という奴でしょうか?


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(屋根も変わりありません)

屋根は313系とあまり変わりがありません。
クハ312形とほぼ同じです。

模型ではこれまでと同じで、通風器とJR防護無線アンテナが屋根一体成形です。


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(耐雪対応です)

唯一違うのは、屋根上にタイフォンが設置されたことでしょうか?
タイフォンカバーは、JR西日本の521系などに装備されているものと形状が同じですね。


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(キセが異なります)

クーラーも313系とちょっとキセの形状が異なります。
ファン回りでしょうか?


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(気動車だと主張しています)

車端には、気動車だと主張する数少ないパーツがあります。
排気筒です。
車体床下から垂直に立ち上る排気筒は、立体的に見せるため別パーツになっています。


●キハ25−1005 (動力車)
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高山・猪谷方の車両になります。
基本的な構造は1100番代と同じですね。


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(ちょっとした違い)

1100番代との違いとすれば、先頭車の貫通幌枠とトイレがあるくらいでしょうか?


画像

(しっかり継いでいます)

動力車ですが、2輌編成ですので片台車駆動です。
こちらは、KATO313系から続く伝統ですね。
もちろん、トラクションゴムは付けていません。



以上が今回入線したJR東海キハ25形1000番代です!!


画像

(いっしょに仕事はしない?)

形がそっくりさんの、313系8500番代と並んでみました。
(313系8500番代 入線報告記事はこちら)

同じJR東海の車両なんですが、313系といっしょに旅客運用をする区間は実はないのですよね?
武豊線の電化前までは、名古屋まで乗り入れる運用があったのですが、今はありません。
高山本線は岐阜で東海道本線と、太多線は多治見で中央本線に接続しますが、高山本線や太多線の普通列車は乗り入れることはありませんしね。
紀勢線や参宮線で運用のキハ25形も、検査の都合で名古屋まで顔を出しますが、関西本線では回送ですしね。


画像

(下呂以南ではいっしょに…)

当工場のキハ75形とのツーショット。
キハ75形はGM製で、2007年に入線しています。

このキハ75形は、もちろん入線当時は快速「みえ」や急行「かすが」など、関西本線や参宮線、武豊線の運用に入ってもらっていました。
2010年の武豊線の電化発表で、キハ75形の美濃太田への転属(高山本線での運用)も当工場では想定していたのですが、当時の当工場ではこのキハ75形を高山本線向けに転用することはないと考えていました。
キハ75形にはステップが取り付けられてなかったからです。
現に、武豊線に投入されたキハ25形0番代は当初ステップ無しでしたが、美濃太田に転属の際にステップを取り付けていましたから、同じような改造を行うと思っていたのです。

しかし、予想に反してキハ75形はステップの追加工事をせずに転属。
そのまま、高山本線の運用に就くことになります。
(下呂以南限定ですが)

そこで、キハ25形の入線に伴い、キハ75形の高山本線入線対応工事を行っています。
3輌編成対応のためのカプラーの交換だけですが。
(キハ75形の改造報告記事はこちら)

これから、キハ25形といっしょにがんばってもらいます。
おそらく、キハ25形の暖地型(1500番代)が製品化されれば更にいっしょに動いてもらうことになりますし。


画像

(ようやく全線走破!)

JR西日本のキハ120形とのツーショットです。
高山本線は、猪谷駅がJR東海とJR西日本の接続駅になります。
そこでは、このようなツーショットが見られます。

2015年にキハ120形が入線していますので、今回のキハ25形の入線で高山本線の全線でローカル運用が出来るようになりました。

こう見るとキハ120形はやっぱり小さいですね。
分割民営化直後、輸送需要などの加味して軽快気動車が各社で製造されました。
JR東海でもキハ11形がいました。
(今でも300番代がいますが…)

データイムはともかく、朝夕の通学ラッシュでは輸送需要に軽快気動車では対応が難しく、結局現在ではこれまで通り20mクラスの車両に戻っていますね。
そういえば、JR東海はキハ11形の代替を行いましたが、ほぼ同世代のこのキハ120形はどうなるのでしょうね?
(キハ47形が山ほどいるのですから、そのままでしょうけどね。)


このキハ25形の入線で、当工場でこれまで在籍するキハ75形とキハ11形300番代を合わせることで、JR東海の非電化路線全線での運用が可能になりました。
既に、電化区間では全路線での運用が可能になってましたので、ようやくJR東海全区間での運用が可能になったことになります。
(当工場で、JRのうち普通運用が全線で可能になったのは、このJR東海が初めてになりますね。)


今後は、更に分割民営化前後まで拡大していきたいと思っています。
(そうなると、キハ40系列が必要になるのですが…)






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