T.O. 重工の鉄道模型作製日誌

アクセスカウンタ

zoom RSS 運用に入らず卒業へ (GM 103系 エコノミーキット 廃車)

<<   作成日時 : 2017/03/18 17:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

当工場では、2017年2月にJR武蔵野線や片町線の運用のため、tomixの103系(高運転台・オレンジ)を入線させています。
(103系高運転台車の入線報告記事はこちら)


この103系の入線により、国鉄末期から分割民営化後の103系が主力だった頃の、武蔵野線や片町線の運用が可能になりました。
(どちらも、現行の209系500番代や207系1000番代の入線は既に行っています。)


実は、オレンジの103系なんですが、既に25年近く前に当工場に入線していました。



画像

(3輌では運用できない……)




■途中で中断……

当工場では、1980年代後半から鉄道模型という趣味をはじめます。
そして、しばらくして「東京から東海道本線を西に進むように車両増備をしよう♪」と車両増備をはじめます。

当初、入線を開始したのは、東海道本線東京口では新形式だった211系と、やっぱり定番の湘南色113系、そして京浜東北線の103系でした。
しかし、当時学生だった私には、今のような車両増備をする事は出来ませんでした。
(当時の私なら、1ヶ月で30輌や40輌の完成品を購入することは、夢のまた夢のことでした。)

そこで、211系はなんとか完成品で揃えるものの、103系や113系は主要の先頭車や動力車、グリーン車などは完成品にするものの、他の車両はコストを抑えるためGMのエコノミーキットを製造することを考えます。
(その裏では、当時欲しかったJR東海の113系5000番代や211系5000番代、そして簡易冷改車のクハ115-607を製造する足がかりとしての意味合いもありました。)


ただ、いきなりキットを製造することは非常にハードルが高い作業です。
そのため、ハードルの低い作業から技術を習得し、段階を踏んでから本格的な車輌製造に取りかかることにしました。

まず最初は、KATOの103系の冷改工事とHゴムやサッシの色差しからスタートしました。
(KATOの103系とは、現在では“KOKUDEN”として製品化されている車両のことです。)

そして、次に行ったのがGMのエコノミーキットを使った103系の製造でした。
計画はスカイブルー一色の103系ですから、塗り分けと言っても屋根と車体の塗り分けだけです。
マスキング作業も簡単です。
あとは、既に習得したHゴムやサッシの色差しで完成です。

この103系の製造がうまくいったことで、京浜東北線の103系は10輌編成化することが出来、さらには京葉線の運用拡大につながります。

そして、いよいよ車体の塗り分けと言う、最大のハードルに取りかかっていきます。
(湘南色の113系のことです。)

実は、ちょうどその113系の製造にトライすることと並行して、103系については他の路線への拡大を計画していました。
スカイブルーについてはもちろんですけど阪和線と東海道・山陽緩行線、ウグイスは関西本線、そしてオレンジは武蔵野線と片町線です。
武蔵野線については、東海道本線から離れた路線ですが、京葉線に乗り入れて東京まで顔を出します。
既に運用範囲としていた京葉線につながる路線として計画されていました。

そして、京浜東北線の103系製造の“ついで”として、この3輌が製造されました。


画像

画像

(なぜか大阪環状線)

オレンジ色のクハ103形です。
Hゴムの色差しなど、今見ると拙い出来で恥ずかしいのですが、当時は「よく出来た!」と思ったものです。
行き先は「大阪環状線」になっています。
今振り返ると、「どうしてこの表示?」と思ってしまいます。


画像

(グレーです)

Hゴムはグレーです。
当時、鉄道模型作成のために本を何冊か購入しており、その中で「下の色を侵さない、色差しはエナメル塗料がよい。」と書かれていたことから、エナメル塗料をこの頃から採用しています。
実は、その当時に購入した塗料を現在でも使用しています。


画像

(やっとクーラーにも)

屋根上のAU75クーラーです。
おそらく、103系改造パーツセットのクーラーを使ったと思われます。
当初、製造コストの都合から、車体と屋根を除いては、スプレー缶での塗装ではなく、筆塗りで行っていました。
この頃、ようやくクーラーの塗装がスプレーに切り替わったのだと思います。
(床下はタミヤのアクリル塗料で筆塗りでした。)


画像

画像

(インレタで再現)

3輌のうち2輌はモハユニットです。
よく見ると、電動機の冷却吸気ダクトが、付属のインレタで再現しています。
今なら、トレジャータウンのエッチングパーツでも使っているでしょう。
そんな予算や技術は当工場にはありませんでした。


画像

(ここくらいは…)

妻面を見ると、貫通扉は塗装されています。
当時はいろいろ試していた時期で、扉を塗装したのでしょう。
ただ、グレーというのはおそらく手元にあった色がこの色だったと言うことなんでしょうね(^^ゞ



まぁ、それはさておき、このあとも103系はGMのエコノミーキットを中心に、KATO製の完成品を混ぜながら車両の増備をする計画でした。





しかし……







1990年代に入り、大学生になると車両の製造に時間を割けなくなったことが大きく影響し、一旦鉄道模型の趣味から撤退します。
そのため、103系の製造もストップします。









そして、2004年の鉄道模型再開まで模型の作製は行われず、スッカリあたまの記憶から消えてしまいました。

しかし、JR西日本の40N更新車製造の必要に迫られて、車輌製造を再開。
幾度かの失敗を重ねて、現在の当工場に至る訳です。



まぁ、ご覧の通り、過去の当工場の製造車両は正直人にお目にかけられるものではありません。
過去に製造した、211系5000番代や113系5000番代をお目にかけたことがありますが、「これなら、俺の方が綺麗に作れるぞ!」と思われて当たり前の車両ばかりでした。
でも、実はそれは当たり前なのです。






誰もが作り初めは初心者なのです!!






いきなり綺麗に車両なんて作ることは出来ません!!
経験と、失敗を積み上げて、それを基に改善と修正を繰り返すことで完成度を高めていきます。


そんな1990年代の、“初心者”の私が製造した車両たちですが、現在の当工場で製造した車両たちに取って代わっていきました…


画像

画像

画像

画像

(皆さん卒業…)

元々、基になるコンバージョンキットなどの完成度が違うのもありますが、後輩にあとを譲り卒業されていきました。



ちなみに、オレンジの103系と共に製造した、京浜東北の103系は……



画像

画像

画像


(既に卒業)

2008年に、当工場ではBONAのコンバージョンキットを利用して、京浜東北線の103系を更新する作業を行っています。
その際に、KATOの初期車両と共に当工場を卒業しています。
(当工場での廃車に関する報告記事はこちら)
なお、一部の車両は友人に譲渡されて、現在もなお活躍しています。




そして今回………




このオレンジ色の3輌も卒業(廃車)することになりました。



既に、24輌の新たな103系が入線しているのですが、ディティールの差が大きすぎること、カプラーの問題などがあり、今後混成するのは不可能と判断しました。



画像

(お疲れ様 そして ごめんなさい…)

製造から25年も経ちましたが、一度も線路の上を自走することなく卒業させることにしました。
とは言え、これらの車両を製造したことによって、当工場の車輌製造技術は向上したのが確かです。

そして、現在の当工場が操業を続けていることも、これらの車両の製造があった上で成り立っています。




これらの車両のことを振り返りながら、今後の車輌製造に取りかかっていきたいと思います。






ご協力をお願いします♪
当工場ではブログランキングに参加しています。
もし、この記事が気に入りましたら下のボタンを1クリックして頂ければと思います。

 ○にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ

 ○Blog Rnking @With
人気ブログランキングへ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文

ブログパーツ♪


ジオターゲティング

ブログランキング(ぜひっ!)

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
人気ブログランキングへ

おきてがみ

おきてがみ

リンク(個人鉄道模型関係)

リンク(個人その他)

  • 運用に入らず卒業へ (GM 103系 エコノミーキット 廃車) T.O. 重工の鉄道模型作製日誌/BIGLOBEウェブリブログ
    文字サイズ:       閉じる