好きな行き先を選んで… (美軌模型 L’xルクス その1)
当工場では、いろいろな車両を製造しています。
そしてその製造作業は基本的に完成品をベースに行っています。
この製造作業で一番難しいのは塗装作業なんですが、実は完成後にも問題があることがあります。
(おでこが賑やかに…)
●事の発端…
当工場では2013年末から2014年初めに、播但線のキハ40形およびキハ41形を製造しています。
(播但線キハ41形完成報告記事はこちら)
その中で問題となったのは……
(おでこが寂しい…)
行き先表示器の表示です!!
結局、いろいろ探してみたらGMの103系播但線付属のステッカーに播但線の行き先表示があったので貼り付ける事にしました。
しかし……
(足りなかった…)
ステッカー1枚に収録されている“寺前~和田山”のコマ数は3つなので、キハ41形のみに貼り付ける事にしました。
残るキハ40形は黒幕のまま……
実は、この行き先表示器が黒幕なのは……
山陰線進出計画開始時からの問題だったのです!!
(どれも黒幕…)
これまで製造してきた、福知山・鳥取・米子・下関のキハ47軍団です。
見ての通り、おでこの表示は黒幕です…(T.T)
元々、tomixの国鉄形をベースにしているため、現在の行き先表示が収録されているはずがありません。
従って、今までは行き先表示パーツを黒く塗りつぶして黒幕としていました。
(こちらは横顔が…)
下関のキハ47形の場合、正面の表示は種別表示ですのでそのまま使えたのですが、側面のLED表示器は真っ黒……
さすがにこのままでは、せっかく車輌を作ったのに行き先不明というのも何か寂しい……
そこで、インターネットでいろいろ探してみたところ………見つけたのです!!
●L’xを使ってみよう!!
インターネットでいろいろ調べてみたら、ちょうどバッチリな商品を見つけました!!
それが……
美軌模型のL’x(ルクス)です!!
美軌模型のHPはこちら

(美軌模型)
幅広い品揃えと、手ごろな価格でしたので今回採用しました。
……で、今回使用するのは……
(これが当初の目的)
NS-0881播但線です。
必要な“寺前~和田山”があります。
その他、GMの103系でも使えそうですね。
(快速ことぶきも考えて…)
NS-4781 快速シリーズ 岡山地区 山陽本線・播但線・津山線・山陰本線
NS-0911 因美線・津山線
こちらは岡山のキハ47形に使用します。
(範囲が広いです)
NS-0891 山陰本線③は豊岡から太田市周辺まで、福知山・鳥取・米子のキハ47形に使えます。
(LEDも~)
NS-1801 山陰本線② 芸備線・福塩線・岩徳線・山口線・美祢線(電光)は見ての通り、下関のキハ47形軍団の運用範囲にぴったりなステッカーですね。
これらステッカーを車輌に貼っていきます。
それではステッカーを貼るのですが、その前に準備を行います。
(再度加工へ…)
今車輌に取り付けられている行き先表示パーツを取り外します。
というのは見ての通り、黒幕か“普通”などの表示がしているためです。
ステッカーを重ねたときに下地が映り込まないように消してしまいます。
それと、美軌模型のL’xはライトを透過するということですので、ライト点灯時に光らせるためにもこの作業は必要です。
(あとは貼るだけ)
透明な表示パーツになりました。
これを車体に取り付けてから、ステッカーを貼り付けます。
ステッカーの切り出しはガイドに合わせてカットするのですが、tomixのキハ47形の場合、天地方向はガイド通りで良いですが、横方向はちょっとガイドよりも狭く切った方が良いみたいですね。
そして、貼り付けた結果はこちら!!
(実は異なります)
福知山のキハ40形&41形です。
ようやく2輌とも表示することが出来ました。
ちなみに、キハ41形の増設運転台のステッカーはGMのものです。
印刷精度や白のバランスが異なりますね。
(こちらもようやく…)
鳥取のキハ31形とキハ47形です。
浜坂と鳥取をのんびり往復していた列車が再現できます。
(ここが原点です!!)
米子&鳥取のキハ47形は鳥取と倉吉にしてみました。
そして、キハ40形は境線の運用を想定して米子に……
ちなみに、上でも書いていますがL’xはライトの光を透過します。
そこで試してみました。
(判りにくい?)
ちょっとぶれていますので見にくいかと思いますが、しっかりと光を透過していますね。
(左の車輌の方が見やすいか?)
(なぜ出雲市?)
姫新線色のキハ47形はなぜか“出雲市”……
実は当工場では、米子に転属後の想定でこの姫新線色のキハ47形を製造していたのです。
(行き先表示つけなければ判らないよね?)
(急行もあれば…)
岡山の車輌ではだいぶ分けてみました。
キハ48形とことぶき色のキハ47形は当たり前ですけど“快速 津山”に……
他のキハ47形とキハ40形は“岡山”と“津山”にしました。
(岡山にしておけば吉備線も運用できますし…)
そして、下関の車輌は……
(LED表示も可能に!!)
試験的にキハ47形1輌に“広島”を取り付けてみました。
やはり、表示があると雰囲気が変わりますね。
(やはり顔が変わります)
おでこに行き先表示が付いて車両たち……
やはり“ある”と“ない”では見た目が変わりますね。
特に、レンタルレイアウトで走らせる場合にはステッカーのようなちょっとしたことでも注目を浴びるかもしれません。
今回、美軌模型のL’xを使ってみましたが、他にもいろいろなところでステッカーやインレタが発売されています。
値段や印刷精度などさまざまですので、探して試してみてはいかがでしょうか?
なお、美軌模型のL’xについては他にも購入していますので、後日また記事にしてみたいと思います。
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そしてその製造作業は基本的に完成品をベースに行っています。
この製造作業で一番難しいのは塗装作業なんですが、実は完成後にも問題があることがあります。
(おでこが賑やかに…)
●事の発端…
当工場では2013年末から2014年初めに、播但線のキハ40形およびキハ41形を製造しています。
(播但線キハ41形完成報告記事はこちら)
その中で問題となったのは……
(おでこが寂しい…)
行き先表示器の表示です!!
結局、いろいろ探してみたらGMの103系播但線付属のステッカーに播但線の行き先表示があったので貼り付ける事にしました。
しかし……
(足りなかった…)
ステッカー1枚に収録されている“寺前~和田山”のコマ数は3つなので、キハ41形のみに貼り付ける事にしました。
残るキハ40形は黒幕のまま……
実は、この行き先表示器が黒幕なのは……
山陰線進出計画開始時からの問題だったのです!!
(どれも黒幕…)
これまで製造してきた、福知山・鳥取・米子・下関のキハ47軍団です。
見ての通り、おでこの表示は黒幕です…(T.T)
元々、tomixの国鉄形をベースにしているため、現在の行き先表示が収録されているはずがありません。
従って、今までは行き先表示パーツを黒く塗りつぶして黒幕としていました。
(こちらは横顔が…)
下関のキハ47形の場合、正面の表示は種別表示ですのでそのまま使えたのですが、側面のLED表示器は真っ黒……
さすがにこのままでは、せっかく車輌を作ったのに行き先不明というのも何か寂しい……
そこで、インターネットでいろいろ探してみたところ………見つけたのです!!
●L’xを使ってみよう!!
インターネットでいろいろ調べてみたら、ちょうどバッチリな商品を見つけました!!
それが……
美軌模型のL’x(ルクス)です!!
美軌模型のHPはこちら

(美軌模型)
幅広い品揃えと、手ごろな価格でしたので今回採用しました。
……で、今回使用するのは……
(これが当初の目的)
NS-0881播但線です。
必要な“寺前~和田山”があります。
その他、GMの103系でも使えそうですね。
(快速ことぶきも考えて…)
NS-4781 快速シリーズ 岡山地区 山陽本線・播但線・津山線・山陰本線
NS-0911 因美線・津山線
こちらは岡山のキハ47形に使用します。
(範囲が広いです)
NS-0891 山陰本線③は豊岡から太田市周辺まで、福知山・鳥取・米子のキハ47形に使えます。
(LEDも~)
NS-1801 山陰本線② 芸備線・福塩線・岩徳線・山口線・美祢線(電光)は見ての通り、下関のキハ47形軍団の運用範囲にぴったりなステッカーですね。
これらステッカーを車輌に貼っていきます。
それではステッカーを貼るのですが、その前に準備を行います。
(再度加工へ…)
今車輌に取り付けられている行き先表示パーツを取り外します。
というのは見ての通り、黒幕か“普通”などの表示がしているためです。
ステッカーを重ねたときに下地が映り込まないように消してしまいます。
それと、美軌模型のL’xはライトを透過するということですので、ライト点灯時に光らせるためにもこの作業は必要です。
(あとは貼るだけ)
透明な表示パーツになりました。
これを車体に取り付けてから、ステッカーを貼り付けます。
ステッカーの切り出しはガイドに合わせてカットするのですが、tomixのキハ47形の場合、天地方向はガイド通りで良いですが、横方向はちょっとガイドよりも狭く切った方が良いみたいですね。
そして、貼り付けた結果はこちら!!
(実は異なります)
福知山のキハ40形&41形です。
ようやく2輌とも表示することが出来ました。
ちなみに、キハ41形の増設運転台のステッカーはGMのものです。
印刷精度や白のバランスが異なりますね。
(こちらもようやく…)
鳥取のキハ31形とキハ47形です。
浜坂と鳥取をのんびり往復していた列車が再現できます。
(ここが原点です!!)
米子&鳥取のキハ47形は鳥取と倉吉にしてみました。
そして、キハ40形は境線の運用を想定して米子に……
ちなみに、上でも書いていますがL’xはライトの光を透過します。
そこで試してみました。
(判りにくい?)
ちょっとぶれていますので見にくいかと思いますが、しっかりと光を透過していますね。
(左の車輌の方が見やすいか?)
(なぜ出雲市?)
姫新線色のキハ47形はなぜか“出雲市”……
実は当工場では、米子に転属後の想定でこの姫新線色のキハ47形を製造していたのです。
(行き先表示つけなければ判らないよね?)
(急行もあれば…)
岡山の車輌ではだいぶ分けてみました。
キハ48形とことぶき色のキハ47形は当たり前ですけど“快速 津山”に……
他のキハ47形とキハ40形は“岡山”と“津山”にしました。
(岡山にしておけば吉備線も運用できますし…)
そして、下関の車輌は……
(LED表示も可能に!!)
試験的にキハ47形1輌に“広島”を取り付けてみました。
やはり、表示があると雰囲気が変わりますね。
(やはり顔が変わります)
おでこに行き先表示が付いて車両たち……
やはり“ある”と“ない”では見た目が変わりますね。
特に、レンタルレイアウトで走らせる場合にはステッカーのようなちょっとしたことでも注目を浴びるかもしれません。
今回、美軌模型のL’xを使ってみましたが、他にもいろいろなところでステッカーやインレタが発売されています。
値段や印刷精度などさまざまですので、探して試してみてはいかがでしょうか?
なお、美軌模型のL’xについては他にも購入していますので、後日また記事にしてみたいと思います。

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この記事へのコメント
方向幕L’x、前々から自分も気になっていました。
自分は東北方面の車両をNゲージで再現しようと思っているのでどうしても方向幕の市販品が少ないんです。それで使おうと考えてはいたんですが…。
本当に字がしっかり読めるのか、耐久性はあるのか、サイズは合うのかなどが少し心配で。
もう少し詳しく教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
なかなかローカルな方向幕はお目にかかることがないので、美軌模型のルクスは助かる商品ですね。
まぁ、詳しいことは美軌模型のHPに書いてありますが、印刷は完成品メーカーの方向幕に比べると若干粗めかもしれませんが充分判読できるレベルです。
(ローマ字は潰れていますが……)
耐久性は私も購入したばかりなので不明ですが、カットの際に金属製の定規を当てて多少こすったりしましたが、印刷が剥がれることはありませんでしたね。
サイズはメーカー・形式によって寸法が異なるのでこればかりは実車合わせになると思います。
(美軌模型さんの店長ブログに書いてあったかな?)
あとは、お値段が控えめですので試しに購入して見るのが一番でしょう。
おそらく、私が見た印象とコンテナZX19Aさんが見た印象は異なるでしょうから、最終的な判断は自分の目で行った方が良いと思いますよ。