T.O. 重工の鉄道模型作製日誌

アクセスカウンタ

zoom RSS “重連”を引き継いで… (tomix ED79形 入線)

<<   作成日時 : 2017/12/28 17:00   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 3 / コメント 0

当工場では、貨物列車の運用も行っており、旅客とは異なり北海道から九州まで運用を行っています。

北海道方面へは、先日ED75形の入線がありましたが、首都圏からはED75形やEH500形、関西から日本海沿いを経てやって来る日本海縦貫線は、EF81形やEF510形で青森までやっていきます。
(先日入線のED75形の入線報告記事はこちら)

しかし、この先の津軽海峡線は専用の設備が必要な機関車が必須で、これまではEH500形のみ当工場では入線していました。
実のところ、2004年に当工場は鉄道模型を再開するのですが、機関車に割く予算がなく、EH500形であれば首都圏から津軽海峡線を通って五稜郭まで1輌で済むため、この1輌で済ませていたのです。
その後、2015年に北海道新幹線開業を控えてEH800形を入線させています。
(EH800形の入線報告記事はこちら)

これで、現在でも津軽海峡線の貨物運用は出来るのですが、やはり津軽海峡線の専用機の存在を忘れる訳にも行きません。


ED79形です!


国鉄末期に登場した、津軽海峡線線用の電気機関車です。
なぜ当工場でこれまで入線が無かったのかというと、上で書いていますが予算的な都合が一番の理由です。
ED79形で津軽海峡線の貨物運用となると、原則重連運転になります。
この津軽海峡線だけで2両の機関車を導入するとなると、先にEH500形が入線していましたので、どうしても優先順位が低くなります。

しかし、EF510形やEF81形などの日本海縦貫線の車両も増え、津軽海峡線の機関車がEH500形とEH800形だけというバランスもありますし、EH500形は下関から九州北部の運用までこなすこととなり、今回の入線に至っています。


画像


tomix
9116 JR ED7950形電気機関車
2177 JR ED79100形電気機関車


ED79形電気機関車です。
現在は北海道新幹線との共用となっていますが、もちろん青函トンネル建設時には新幹線を通す計画でした。
そのため、貨物も高速対応の専用の機関車が必要で、国鉄では開発を進めていました。
しかし、東北新幹線の延伸が遅れ、在来線での開業となり、貨物牽引用の機関車も通常の車両で対応が可能になります。

そこで、新規の機関車製造から方針を転換、余剰の機関車を改造することで対応することになりました。
改造に充てられた機関車は、ED75形700番台です。
交流機で車歴が若いことと、塩害対策が施されていることなどが理由でした。

その後、分割民営化後には貨物需要の対応のため、新造されたグループ(50番台)などがいました。

今回入線したのは、JR貨物が追加製造した50番台と、重連補機専用の100番台です。



■パッケージ
画像


普通のプラケースですね。


■付属品
ユーザー取り付けパーツがあります。
50番台で見てみましょう。

画像

(車番のみ)

車番プレートです。
50番台は車番のみですが、100番台にはメーカーズプレートも付属します。


画像

(貨物らしい装備です)

手すりと信号炎管、ホイッスルカバーは共通で、JR貨物の50番台にはGPSアンテナとその取り付け用の治具、ヒューズボックスが付属します。
JR防護無線アンテナは取り付け済みで、その一方で100番台はユーザー取り付けのためアンテナと取り付け治具が付属します。


■車両

●ED79 55
画像


上でも書いていますが、50番台は分割民営化後の貨物需要に対応して、JR貨物が製造したグループになります。
10輌が新製されていますが、この10輌だけが改造車ではありません。
見ての通り、JR貨物らしい塗装ですね。
車体側面の車番も、中央から運転台に移動しています。
若干、白の下に青が透けて見えますが、まぁ許せる範囲でしょう。

それと、後方に四角い出っ張りがあります。
電気暖房の確認灯です。
JR貨物が製造した機関車で唯一、貨車では用いない電気暖房の設備を装備しています。
これは、ED79形が北海道と貨物の車両で共通の運用のため、旅客での運用も想定しているからです。


画像

(専用の装備です)

JR貨物の車両らしく、JRマークは運転席下にあります。
そして、その下に四角い出っ張りがあります。
青函トンネル専用の無線アンテナです。

そしてその下、保安装置はATS−SFのほか、ATCの標記があります。
こちらも津軽海峡線専用のATC−Lになります。
まぁ、この辺はEH500形やEH800形にも装備されているのですけどね。

また、改造車との違いとして、運転台の正面のガラスが傾斜していることでしょうか?


画像

(四角い箱が)

屋根には四角い箱があります。
抵抗器です。
同様なものはEF81形にもありますね。
あとで紹介する100番代との併結時に、性能不均衡を是正するために0番台とこの50番代に装備されています。
ほか、GPSアンテナがあるのが貨物らしいですね。

そして、大きな違いがあります。


画像

(ちょっと長い)

新製車の50番台は、ほかの改造車の0番台や100番台よりもちょっとだけ車体の長さが長くなっています。
並べないと判らないくらいですが……


●ED79 113
画像


100番台は、上で書いてあるとおり重連補機専用に改造された区分になります。
まぁ、単純に言えば、お金がなかった国鉄ですので、必要最低限の改造に留めたのがこの100番台になります。


画像

(ほとんど手を付けていない)

0番台と100番台は、ED75形700番台から改造されているのですが、この100番台は大きな改造を受けていません。
制御方式も、0番台はトンネル内の勾配に対応するため、磁気増幅器と整流器を撤去して回生制御できる様にしたサイリスタ制御に交換していますが、100番台はED75時代と同じ磁気増幅器とシリコン整流器のままです。
(そのため0番台には抵抗器が搭載されています。)


画像

(何も手つかず)

1エンド側は重連用にジャンパ栓が追加された程度で、運転台下の無線アンテナも、ATC装置もありません。
(JR防護無線アンテナすらありません)
従って、こちら側を先頭に津軽海峡線を走行することは出来ず、必ず0番台や50番台とこちら側で連結することになります。

一方で……


画像

(先頭に出ます)

2エンド側には、運転席下に無線アンテナがあります。
実はそれ以外にも、多湿のトンネル内での運用を想定して、運転席横の窓をサッシ窓に改造しています。
これも、1エンド側では行っていない改造ですので、車両の前後で雰囲気が変わっているのが100番台の特徴でしょうか?
なお、保安装置の標記ではATC−Lの標記がありますが、車両には受信機のみ装備されており、制御は0番台や50番台にあるATC装置を使うため、実際には必ず0番台や50番台と重連しないとATCは使えないようになっています。



以上が今回入線したED79形になります!



画像

(2輌必要)

当工場では一気に2輌の増備となりました。
上でも書いていますが、理由は簡単です。


画像

(重連を引き継いで…)

当工場では、津軽海峡線の旅客運用は(現在のところ)ありませんので、貨物運用のみとなります。
しかし、津軽海峡線の貨物運用は重連運転が基本です。
そのため、今回は2輌の一斉入線となっています。

これで、先日入線したED75形とともに、貨物の重連運転が楽しめます。
まぁ、50番台は見た目の通りJR貨物の所有ですが、JR北海道の車両の代走として旅客運用にも入る事はありましたので、そんな活躍も期待できます。
(今のところ、可能性があるのは「トワイライトエクスプレス」か?)


画像

(歴代が揃いました)

当工場の津軽海峡線軍団です。
これで、開業から現在まで貨物運用が全て出来るようになりました。

1986年の津軽海峡線開業で登場したED79形は、その後貨物需要の増加に伴い50番台が追加製造され、一大勢力になります。

しかし、EH500形が登場すると、次第に老朽化した車両から廃車が始まります。
大きな動きとしては、2002年に快速「海峡」が廃止されたこと、2006年にEH500増備に伴う、JR北海道への貨物委託が終了したことでしょう。

そして、2016年に北海道新幹線が開業。
在来線併用ですが、架線電圧が25kVに上昇。
ED79形は入線できなくなります。
そのため、全車が運用を離脱します。


ただ、当工場としては分割民営化前後の運用も行っており、先日はED75形も入線。
EH500形が下関から九州北部の運用も行っていることから、津軽海峡線の運用でがんばってもらいたいと思います。







ご協力をお願いします♪
当工場ではブログランキングに参加しています。
もし、この記事が気に入りましたら下のボタンを1クリックして頂ければと思います。

 ○にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ

 ○Blog Rnking @With
人気ブログランキングへ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(3件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ブログで振り返る今年の一年 (2017年総括・車両動向篇)
当工場では毎年、この1年掲載した記事から1年を振り返っています。 先日は当工場の日報のアクセス数で今年を振り返っています。 (先日の2017年総括・ブログ篇はこちら) ...続きを見る
T.O. 重工の鉄道模型作製日誌
2017/12/30 17:02
年始めの新規購入計画〜♪ (2018年年始♪)
あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いします{%ブロっくまありがとうdeka%} ...続きを見る
T.O. 重工の鉄道模型作製日誌
2018/01/01 22:05
当工場“初”のブルートレイン入線!! (24系寝台客車 日本海 入線)
{%注意!webry%}ご注意! 当工場は長期休業中です。 日報(記事)は不定期更新です。 ...続きを見る
T.O. 重工の鉄道模型作製日誌
2018/05/13 00:59

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文

ブログランキング(ぜひっ!)

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

人気ブログランキング

おきてがみ

おきてがみ

リンク(個人鉄道模型関係)

リンク(個人その他)

  • “重連”を引き継いで… (tomix ED79形 入線) T.O. 重工の鉄道模型作製日誌/BIGLOBEウェブリブログ
    文字サイズ:       閉じる