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zoom RSS 4輌は多すぎて… (tomix キハ66・67 九州色 入線)

<<   作成日時 : 2019/01/12 17:00   >>

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当工場は長期休業中です。
日報(記事)は不定期更新です。



当工場では、九州管内のJR(国鉄)も運用範囲として車両の増備を行っています。
その中で、国鉄が製造したキハ66形・67形についても、九州北部の運用を考慮して、導入を行っています。

これまで当工場では、2014年に分割民営化後にエンジンを換装したあとの快速「シーサイドライナー」と復活国鉄色、また2017年には登場時の国鉄急行色が入線しています。
(シーサイドライナーと復活国鉄色の入線報告記事はこちら)
(国鉄急行色の入線報告記事はこちら)

その後、国鉄色の増結セットと九州色の4両セットが発売されます。
しかし、当工場では“ある理由”のためこれらの入線には前向きではなかったのですが、友人から九州色のトレーラー2両売却の話があり、今回九州色2両が入線となりました。
(理由については後ほど)


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tomix
98271 JR キハ66・67形ディーゼルカー (九州色) セット




■購入店情報
今回の製品はこちらのお店で購入しました♪

(モデル トラン・ブルー)



国鉄キハ66形・67形です。
1975年の山陽新幹線の博多開業に併せて、新幹線連絡輸送を目的に開発された車両です。
当時としては異例の、新製時冷房、転換クロスシートの採用、片側両開き2扉など、国鉄では前例のない仕様の車両として、筑豊地域の輸送改善や時には急行運用までこなした形式です。

しかし、当時の国鉄の財政事情や、車両そのものの重量による制限などから、15ユニット30両の製造に留まっています。

国鉄末期から九州管内の普通車両は、白地に青帯のいわゆる“九州色”への塗装変更を行っており、今回の製品はその時代をモチーフとして製品化されています。

元々、昨年2018年2月に発売になったこの製品ですが、当工場ではなく友人が購入したものです。
このセットは動力付きユニットとトレーラーユニットの4両セットで販売だったのですが、発売前から友人からトレーラーユニットの売却の打診があり、発売後に引き渡される予定でした。
しかし、当工場が3月から急遽関西へ転勤となったため引き渡しが年末まで先送りされ、入線報告が2019年になっています。


それでは、セットの内容を見ていきます。



■パッケージ
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画像


HGですので、パッケージも車両のイラスト入りです。
4両セットですので、通常のブック形になります。


■付属品
ユーザー取り付けの部品が多くあります。


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(全て選べます)

車番インレタは15ユニット全てが選択できます。
また、分割民営化後に対応するためJRマークが付属しています。
なお、ATS標記は付属していません。


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(急行はありません)

国鉄末期には急行の運用はありませんので、白幕と普通の種別表示となっています。
また、タイフォンカバーは標準で、Aを使います。


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(こちらも同じ)

信号炎管と幌枠です。
これまでのセットと同じですね。


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(マークがあれば)

JRマークがインレタに付属しているのですから、防護無線アンテナも付属します。


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(治具が変わった?)

アンテナ取り付け用の治具が付属していますが、番号はキハ40系列と同じ8401です。
しかし、従来の治具(左)と比較して、右の当セット付属の治具(右)には多くのガイドがあります。
分割民営化後のいろいろな装備に対応するため、治具も変わったのでしょう。



■車両

セットは4両セットですが、当工場に入線するのはトレーラーの1ユニット2両です。
今回の紹介は、そのトレーラーのみとなります。


●キハ66 3 (トレーラー)
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キハ67形とユニットを組む車両で、車内設備としてトイレが設置されています。


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(のちの標準です)

パノラミックウインドーで高運転台、貫通扉付きの顔つきは、のちのキハ40系列にも引き継がれました。
なお、国鉄末期のため、タブレットキャッチャーが装備されています。


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(垂れ流し)

トイレは、当時としては地方で標準の垂れ流しです(^^ゞ


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(フチ取りが目立ちます)

車番は車体中央、JRマークも車体中央の帯上にあります。
JR九州のコーポレートカラーは赤なんですが、そのまま青の帯の上に赤のJRマークでは色彩の関係でマークが沈んでしまうため白の縁取りがされています。
似たような関係は、常磐線色や瀬戸内色でも起こり得る話なのですが、ほかの会社は白のJRマークにしていましたね。


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(ダイレクトマウントではありません)

キハ181形で採用されたDT36と似ていますが、心皿支持のDT43となっています。
(付随台車はTR226)

これは、エンジンや変速機系統もキハ181形がベースになっているためと思われます。
当時、急行型気動車のキハ58系列がコイルバネのDT22ですから、空気バネ台車の採用も異例ですよね。


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(ほかに選択肢がなかった!)

エンジンは12気筒のDML30HSHです。
キハ181形で採用されたエンジンの改良型にあたります。
信頼性確保のための細部の変更と、エンジン出力を500PSから440PSに絞っています。

ある意味、過剰性能のエンジンですが、当時民生品や海外メーカーのライセンスではなく、自主開発にこだわる国鉄としてはこのDML30HS以外には戦前設計のDMH17Hしかなく、選択肢がなかった訳です。
(このあとのキハ40系列では、さすがにDML30HSは過剰性能で扱いにくいことから、DML30HSと共に開発され走行用エンジンとしてはキャンセルされたDMF15HSを採用することになります。)


そうなると、問題になるのはキハ180形で問題となった、膨大なエンジン発熱に対する冷却方法です。
キハ180形では、大型の自然空冷のラジエーターを屋根一面に搭載したのですが、低速時やトンネルで冷却が追いつかずオーバーヒートを繰り返すトラブルに見舞われました。

そこで、キハ66形では抜本的な見直しを行いました。


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(ファンで冷却)

屋根上に静油式駆動の冷却ファンを設けたラジエーターを搭載。
走行などにとらわれない冷却方法を採用しました。
しかし、これでもトラブルは頻発します。


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(後天的改造)

左が登場時のキハ66形で、右が国鉄分割民営化前に九州色となった今回入線のキハ66形です。
見ての通り、九州色の車両にはなにやら屋根上に機器が増えています。
これは、冷却水を強制的に循環させる電動ポンプです。

エンジンや冷却系統の老朽化に伴い、循環不良によるオーバーヒートが増えたことから、冷却配管に電動ポンプを追加して強制的に循環させることになった訳です。
それだけ、このエンジンの発熱量が多かったことを伺わせますね。


●キハ67 3
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キハ66形とユニットを組む車両で、トイレがありません。
その代わり……


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(電源搭載です)

2両のクーラーなどのサービス電源としてディーゼル駆動の発電機を搭載しています。


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(装置も大型化)

ラジエーターも1基増えています。


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(ポンプも増加)

走行用と発電用の2台のエンジンですから、冷却系統も2系統です。
従って、ポンプも更に1基増えている訳です。



以上が今回入線したキハ66・67形(九州色)になります



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(時代が変われば塗装も…)

1975年の山陽新幹線博多開業に合わせて登場したキハ66・67形ですが、当初は筑豊本線や篠栗線で活躍。
一時期は急行列車としても活躍します。
その後、分割民営化に合わせて塗装を九州色に変更しますが、そのまま筑豊本線や篠栗線で活躍を続けます。
しかし、電化に伴い居場所を追われ長崎に転属。
現在は快速「シーサードライナー」として活躍しています。


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(キハ40系列よりも前ですから…)

キハ66・67形は上で書いていますが、エンジンはキハ181形で採用されたDML30HSをベースにしています。
そのため、発生する膨大な熱を冷却するため、静油圧式ファンを用いた強制空冷を採用するのですが、老朽化によりそれでもトラブルに見舞われることから、国鉄末期には冷却水を循環させるための電動ポンプが追加されます。
今回入線の九州色は、この時代に当たる訳です。

しかし、エンジンそのものの老朽化や、整備や燃費を考慮し、1990年代になるとエンジンをDMF13HZに換装します。
エンジンそのものの出力は440PSから420PSにダウンしたのですが、エンジンそのものの軽量化と、シリンダー数の減少と直噴エンジンによる発熱量の大幅低下により、屋根上の大型ラジエーターも撤去による軽量化、加えて変速機も更新することで走行性能が向上したと言われています。
そんな状況も、車体の屋根から伺うことが出来ますね。

そのキハ66・67形ですが、登場からゆうに40年を経過しています。
実は、後継の蓄電池ハイブリッド気動車の開発が始まっており、近いうちに交代することが決まっています。
時代により、路線や塗装が変わる車両ですが、それぞれで活躍してもらいたいと思います。


■実はいっぱい在籍している?
上で書いていますが、今回この九州色セットは当工場で購入せず、友人からトレーラー2両の購入で対応しています。

なぜかというと……


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(今回で12両目)

この九州色が入線するまでに、このキハ66・67形は10両が在籍していました。
キハ58系列急行「由布」セットの発売に併せて、キハ66・67形国鉄色の増結セットとこの九州色の発売がアナウンスされるのですが、問題が発生しました。
九州色が4両セットだったのです。
4輌も入線すると、合計7ユニット14輌にもなってしまいます。
どう考えても過剰です。

そこで見送ろうと思ったのですが、運良く友人から売却の誘いがあり今回の入線になった訳です。
これで、一通り揃いましたので、当工場としてはお腹いっぱいなんですけどね。






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