T.O. 重工の鉄道模型作製日誌

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zoom RSS わずか4年間でしたが… (キハ58高岡 最終回)

<<   作成日時 : 2011/02/01 00:08   >>

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当工場では2011年の計画として、西日本の気動車(ディーゼルカー)の拡充を計画しています。
その第一弾として製造を行っていたキサハ34形を含むキハ58形・28形旧高岡地域色の4輌が完成しました♪
(前回の作業報告記事はこちら)



画像

(短命だったキサハ34形を含む4連)




■完成

●キハ58 443 (動力車)
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2エンジン車のキハ58形443です。
今回はキハ58形1100番台と動力ユニットを振り替えることで動力車としています。
基本的に大きな改造はせず、塗装変更を中心とした改造に留めています。


画像

(簡易塗装です)

この旧高岡鉄道部色なんですが、登場時は先頭部分の青帯がバーコード状になっていたとか、車体側面窓下に細い黒線があったのですが、のちにこのような省略塗装になりました。
当工場でも手抜きのため、この簡易塗装にしています(爆)


画像

(唯一の改造)

水タンクは西日本で標準の角張ったタイプに交換しています。
数少ない交換したパーツですね。


画像

(イメージが一変します)

国鉄急行色のキハ58形(1100番台)と並べてみました。
塗装が変わるとイメージも変わるものですね。

特に、この旧高岡鉄道部色はかなり派手な色使いでしたので、ジョイフルトレインだと言われても知らない人なら思うかもしれませんね。




●キサハ34 501
画像


この車両を作りたいがために、この4両を製造したと言っても過言ではありません!!

キサハ34 501は1992年に氷見線のラッシュ対策として、ちょうどこの年電化して余剰となった七尾線のスハフ12 1001を気動車として編入した形式です。


画像

(1000番台の時代の改造です)

オリジナルのスハフ12形にはない乗務員扉……
1986年スハフ12 26から1001に改造されたときに取り付けられました。
当時、急行が大量廃止となり余剰となった12系客車を依然としてローカル運用で使われていた旧型客車と置き換えるため、1000番台に改造する工事が行われました。
この乗務員扉はそのときに、ローカル運用で必要として取り付けられたものです。
キサハ34形になって、使われていたのでしょうか?

ちなみに、車掌室側のカプラーはキハ58形と連結するためにボディマウントTNカプラーに交換しています。
(取り付けは両面テープだけです)


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(本当はちょっと違うのですが…)

床下にあるDMF15HS−GエンジンとDM82発電機……
客車時代にあった空調用発電機はキサハ34になってもそのまま使われました。
と言うのも、キサハ34形が牽引されるキハ28形に装備されている空調用発電機は“自車を含めて3輌分”しか発電する容量がなかったため、この12系時代に装備されていた“自車を含めて6輌分”の発電が可能なこの車両の発電機が活用されました。

ちなみに模型は、発電容量がアップしたスハフ12 101以降がプロトタイプとなっているため、エンジンのためのルーバーの形状などが異なっています。
(101以降はDMF15HZ−GエンジンとDM93発電機)


画像

(完全に埋めていたらしい)

車掌室とは反対の妻面……
七尾線では行き先表示器は使用しなかったため、行き先表示器は撤去されていました。
今回はHゴムが残った状態を表現しましたが、実際には完全に埋め込んでいたようですね(^^ゞ

こちらのカプラーはキサハ34同士の連結のためKATOカプラーを使っています。



●キサハ34 1
画像


こちらはキサハ34 1。
オハ12 1019から改造されています。
模型ではカプラーの交換と塗装変更をおこない、ベンチレーターを交換しています。

ちなみに、キサハ34形はオハ12改造が0番台で、スハフ12改造が500番台です。
見ようによっては、キハ65形に中間車があったらこんな感じかな?と思いますがいかがでしょうか?


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(必ずユニットで使われていました)

キサハ34 501と1のユニット。
実車は必ず500番台と0番台のユニットで運用されていました。
このような制限もこの形式が短命に終わった要因かもしれませんね。




●キハ28 2412
画像


1エンジンのキハ28形ですね。
基本的には最初のキハ58形と同じで、塗装変更がメインの改造です。


画像

(バックアップだったようです)

床下には自車を含めて3輌分の電力を供給できる空調用発電機があります。
ただ、キサハ34形と連結しているときにはキサハ34形500番台の発電機を使っていました。
なんかもったいないような気もするし、それならキハ28形ではなく58形を連結した方がパワー的にも良かったような……



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



画像

(以外と違和感がありません)


以上でキサハ34形を含むキハ58形・28形旧高岡地域色の4輌の完成報告となります。
この車両が登場した当時、鉄道雑誌で写真を見たときはかなりのショックを受けましたね。
(あとはクハ115−607かな?)

「模型で作ってみよう!」とその当時から思っていましたが、実車が廃車となって15年後にようやく当工場では製造が出来ました……


画像

画像

(やっとこの手に♪)

気動車と連結したキサハ34 501。
実車の写真では違和感あるように見えますが、模型にすると意外としっくりします。
はやり縮尺の関係なんでしょうか?

ちなみに、実車のキサハ34形はこのようにキハ58形とキハ28形に挟まれて氷見線の混雑緩和のために働いていました。
ただ、氷見線自体の利用客減少で運用を消失しわずか4年で廃車となっています。

要因としてはキハ58形にも言えるのですが、元々急行型車両なのでデッキがある上に幅の狭い片側2カ所のドア……
通勤などのラッシュには不向きだったのは確かです。

もう一つは“気動付随車”だったことです。
元々客車だった車輛をそのまま気動車として組み込んだため駆動用のエンジンは搭載せず、牽引するための気動車と連結して編成を組む必要がありました。
氷見線ではキハ58+キハ28の2両に挟まれる形で運用されていましたが、4輌編成を180psのDMH17Hエンジン3基で走行させるため、平坦線の氷見線ならともかくほかのローカル線では運用は相当厳しかったでしょう。
(JR東海の5000番台のようにエンジンを交換すれば別だったかもしれませんが…)


そういう意味では、駆動用エンジンを組み込んで気動車化した方が良かったかもしれませんね。
とは言っても、同じJR西日本で50系客車にエンジンを搭載して気動車化したキハ33形1000番台もコストの関係で2両の改造に終わったのですから、それはそれで問題があったのかもしれませんね(^^ゞ


なお、国鉄時代を含めて客車からの気動車への転用は実は結構ありまして……

  キハ40(初代:キハ08) ← 61系客車 (国鉄)
  キハ33 1000番台   ← 50系客車 (JR西日本)
  キサハ34         ← 12系客車 (JR西日本)
  キハ141          ← 51系客車 (JR北海道)
  キハ143          ← 51系客車 (JR北海道)

おそらく、一定の成功を収めたのはJR北海道のキハ141形とキハ143形だけなんでしょうね?




さて、これでキサハ34形が完成しましたので次の製造なんですが……

南海 10000系「サザン」になります。

製造待ちの貨車や気動車が一杯あるのですが、GMの塗装済みキットを先に製造してからにしたいと思います。






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